2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

OpenOfficeで成績表の中の特定のデータにささっとアクセスする INDEX関数とMATCH関数

前にVLOOKUP関数とHLOOKUP関数を使って、表の中の特定のデータにアクセスする方法を紹介しました。 とても便利なのですが、ただひとつ、問題があります。 それは、 VLOOKUP関数の場合でいえば、データを探す列を固定しなければいけないこと =VLOOKUP(検査値;…

OpenOfficeで得点に応じた報奨金を決定する

VLOOKUP関数を先に紹介しましたので、親戚関係のHLOOKUP関数をここで紹介したいと思います。関数名:HLOOKUP関数 書式:=HLOOKUP(検査値;検査範囲;行番号;検査の型) 何ができる:表の中から、特定の名前を検出して指定した行にあるデータを返す 平たく書くと…

OpenOfficeで日給計算から休憩時間を考慮に入れる

給与計算を、OpenOfficeで行なう方法を紹介しましたが、休憩時間を考慮に入れていませんでした。 休憩時間を一律60分とする場合は、 =HOUR(H2)*1000+MINUTE(H2)*1000/60 だった給与計算の式に =HOUR(H2)*1000+(MINUTE(H2)-60)*1000/60で給与計算のときに60分…

OpenOfficeで成績表のなかの特定のデータにささっとアクセスする

こんなときは、VLOOKUP関数を使います。 関数名:VLOOKUP関数 何ができる:表の中から、特定の名前を検出して指定した列にあるデータを返す 書式:=VLOOKUP(検査値;検査範囲;列番号;検査の型) 平たく書くと:=VLOOKUP(E2;A1:C9;2;0) E2セルには、成績を表示…

OpenOfficeで曜日を扱う

OpenOfficeで曜日を表示するには、日付を入力し、Ctrlキーと1を押して書式の設定を行ないます。分類の欄で、日付を選択し表示された書式から選択するか、ユーザー定義を選択し、望む表示形式にあった設定を入力します。 設定→ aaa 表示形式→月、火、水、木・…

OpenOfficeで拘束時間を求めたら次は給与計算を行なう

給与計算は、そのまま拘束時間に対して行なわれるものではなく、 出勤時間の切り上げ、退社時間の切り捨てが考慮されます。 拘束時間を求めるで使ったに基づいてその処理方法を紹介します。切り上げ、切り捨ては、次の2つの関数を使います。 15分単位で切り…

OpenOfficeで拘束時間を求める

拘束時間、何時何分に出社して、何時何分に退社したか、ということに基づいて、退社時間から出社時間を引いた時間を拘束時間として考えたいと思います。これは、時間を扱う関数を使います。 関数名:TIME関数 書式:=TIME(時;分;秒) 何ができる:時刻に対応す…

OpenOfficeで日付の扱いを極める-5『エクセルとOpenOfficeで共通の関数を使う−2』

=IF(DAY(TODAY())-DAY(B2)0;28;29);IF(MONTH(DATE(YEAR(B2);MONTH(B2);30+1))>MONTH(B2);30;31));DAY(TODAY())-DAY(B2))さて、エクセルでは、簡単に=DATEDIF(開始日,終了日,"MD")で求められる年と月を除いた経過日数を、OpenOfficeで求める計算式です。日数…

OpenOfficeで日付の扱いを極める-4 『エクセルとOpenOfficeで共通の関数を使う

OpenOfficeで日付の扱いを極める-3でOpenOfficeの独自関数を使って期間を求める方法を紹介しました。 ただ、この方法にはいくつか問題があります。 第一には、もちろん、エクセルとの間で相互にデータのやり取りができないこと。 そして、エクセルなら、=DAT…

OpenOfficeで期間を求める

期間とは、たとえば、誕生日とか、何かが始まって今年で何周年とか、そんなようなことです。 エクセルなら、 =DATEDIF(開始日,終了日,"Y")で満年齢 =DATEDIF(開始日,終了日,"YM")で年を除いた経過月数 =DATEDIF(開始日,終了日,"MD")で年と月を除いた経過日数…

OpenOfficeで日付の扱いを極める-3  『特定の日から何ヶ月何日後の日付を求める』

今日から、何日後の日を求めるにはどうしたらいいかということを、日付の扱いを極めるのその2で紹介しました。これは、TODAY関数を使えば、簡単にできました。 では、今日ではなく、2011年2月28日から11ヶ月と29日後を調べたいときは、どうしたら良いでしょ…

OpenOfficeで日付の扱いを極める-2

TODAY関数で今日の日付を表示できることを、日付の扱いを極める-1で紹介しましたが、今日の日付の要素の中で年だけを表示したい、月だけを表示したいときなどはどうすればいいかを紹介したいと思います。 先にいくつかの関数の名前、書式と何ができるかを簡…

OpenOfficeで日付の扱いを極める-1

OpenOfficeでの日付の関数も、エクセルとほとんど同じです。 まず、今日は何年何月何日か、を表示するにはどうすればいいか紹介します。 TODAY関数を使います。 書式:=TODAY() これだけです。エクセルでもまったく同じですが、ぜんぜん難しくないです。 あ…

OpenOfficeでSUBTOTAL関数を使い、さまざまな集計をする

SUBTOTAL関数 を使えば、集計方法の指示を変えるだけで、それにあった集計結果を得ることができます。 書式は、=SUBTOTAL(集計方法;集計範囲)で、集計方法の部分を、望む結果に合わせて下の数字を適用すればOKです。売上の平均を得たい場合は、[1]++++AV…

OpenOfficeで条件にあったデータの個数を求める

氏名の50音順に並んだ売上リストの中から特定の支店に所属する人の人数を数えるときは、COUNTIF関数を用います。 書式は、=COUNTIF(検索範囲;検索条件)です。 SUMIF関数とよく似ていて、違うところは、関数名と集計範囲がないところだけです。検索範囲とは、…

IF関数とAND関数を使って複数の条件jにあったデータを集計する

DSUM関数を使って複数の条件にあったデータの集計をするのは、便利なようで不便に感じることもあります。 それは、検索条件の追加、変更、削除を検索条件範囲を通して行なわなければいけないことです。 そこで、IF関数とAND関数を使って条件を設定し、条件に…

OpenOfficeで複数の条件にあったデータの個数を数える

関数:DCOUNT関数 書式:=DSUM(リスト範囲;フィールド;検索条件範囲) 何ができる?:リストの中から検索条件に当てはまるデータの個数を数える 言葉の意味; 「リスト範囲」:検索対象の言葉、集計する数字が入っているリスト全体。 「フィールド」:集計した…

OpenOfficeで複数の条件に合致するデータの集計をする

関数:DSUM関数 書式:=DSUM(リスト範囲;フィールド;検索条件範囲) 何ができる?:リストの中から検索条件に当てはまるデータを集計 言葉の意味; 「リスト範囲」:検索対象の言葉、集計する数字が入っているリスト全体。 「フィールド」:集計したいデータが…

OpenOfficeで条件に合ったデータのみを集計する

氏名の50音順に並んだ売上リストの中から特定の支店に所属する人の売上金額だけを合計するときは、SUMIF関数を用います。 書式は、=SUMIF(検索範囲;検索条件;合計範囲)です。 検索範囲とは、支店の名前が入っているセルの範囲を指します。 下の画像では、A2…

OpenOfficeで英語と数学の両方が80点以上の場合合格と判定する

英語も数学も80点以上ということは、英語が80点以上で、かつ、数学が80点以上なので、AND関数を使います。 英語の点数がB2セル、数学の点数がC2セルに入っている場合は、AND(B2>=80;C2>=80)と書き、これをIF関数にはめ込みます。 と、=IF(AND(B2>=80;C2>=80)…

OpenOfficeでIF関数を使って、合否の判定をする

合否の判定は、IF関数を使えば、簡単にできます。 使い方は、=IF(論理式;論理式が真のときの処理;偽のときの処理)です。 例えば、B2のセルに入力されているデータを判定する場合80点以上が合格の場合、=IF(B2>=80;"合格";"不合格")と書きます。 以上、以下、…

OpenOfficeで梱包単位を適正化して運賃を節約する

INT関数とMOD関数を併用することで、梱包に必要なケースの数量と個数を得ることができます。 INT関数は、処理対象の値を超えない整数の値を返す関数で、小数点以下を切り捨てて整数部分のみを得ることができます。 MOD関数は処理対象の数値を別の数で割った…

OpenOfficeで小数点以下を切り捨てる

INT関数を用いることで、小数点以下を切り捨てることができます。形式は簡単で、=INT(処理対象の値)。 同様の結果は、TRUNC関数でも得ることができます。形式は、INT関数と同じで、TRUNC(処理対象の値)。 ただ、TRUNC関数では、桁数を指定することができ、例…

OpenOfficeで英語か数学のどちらかが80点以上なら合格と判定する

英語か数学のどちらかが80点以上ということは、英語が80点以上、または、数学が80点以上なので、OR関数を使います。 英語の点数がB2セル、数学の点数がC2セルに入っている場合は、OR(B2>=80;C2>=80)と書き、これをIF関数にはめ込みます。 と、=IF(OR(B2>=80;…

OpenOfficeで平均成長率を計算する

2009 上期 100万円 2000 下期 110万円 対前期比1.1倍 2010 上期 220万円 対前期比2.0倍 2010 下期 220万円 対前期比1.0倍 2011 上期 330万円 対前期比1.5倍上のような売上の推移をたどっている商品の平均成長率を、計算してみましょう。 対前期比をAVERAGE関…

OpenOfficeで基準値に基づいて切り上げ切り捨て処理をする

MROUND関数を用いると、基準値の倍数に近い数値を自動的に算出しました。 CEILING関数では、処理対象の値を基準値の倍数に自動的に切り上げます。 FLOOR関数では、処理対象の値を基準値の倍数に自動的に切り捨てます。 たとえば、123を基準値12に基づいてCEI…

OpenOfficeで数字を丸める

発注量をダース単位で処理するために数字を丸めるという処理が日常的に行なわれます。 たとえば、下のような場合。 発注社 発注量 生産指示 ダース 花村 1203 / 1200 / 100 中山 1231 / 1236 / 103 松下 3023 / 3024 / 252 カン 121 / 120 / 10 日本 1000 / …

OpenOfficeで切り上げ処理・切り捨てををする

四捨五入処理で扱った勝敗表の勝率を切り上げ切り捨て処理を行なってみます。 切り上げは、ROUNDUP関数を用います。=ROUNDUP(処理対象の値;桁数)なので、小数点2位以下を切り上げ処理する場合、=ROUNDUP(値;2)で得られます。 =ROUNDUP(値)にすると小数点1桁…

OpenOfficeで四捨五入処理をする

チーム名 試合数 勝 負 勝率 セヤサホンダラズ 49 28 21 0.57142 コヤサホンダラズ 50 28 22 0.56 ウチラドナイダス 48 23 25 0.47916 メスシリンダーズ 49 22 27 0.448974チーム総当り、引分無しの野球リーグ戦の現時点での勝敗表です。 いずれもどないも強…

OpenOfficeで範囲内の最大数値と最小数値を求める

OpenOfficeはエクセルとの互換性が高いので、関数の名称とその使い方は、日常的に使用する限りにおいてはほとんど違和感なく使えると思います。 最大と最小を求める場合も同様で、エクセルと同じく、MAX関数で最大値を求め、MIN関数で最小値を求めることがで…