OpenOfficeで平均成長率を計算する

2009 上期 100万円
2000 下期 110万円 対前期比1.1倍
2010 上期 220万円 対前期比2.0倍
2010 下期 220万円 対前期比1.0倍
2011 上期 330万円 対前期比1.5倍

上のような売上の推移をたどっている商品の平均成長率を、計算してみましょう。
対前期比をAVERAGE関数で対前期比を求めると、1.4倍になります。
ところが、100に1.4倍をかけ、その答えに1.4倍をかけ、を繰り返すと1,4の4乗*100=384.16になり、実態と乖離してしまいます。

このように、平均成長率を求めるときには、数学でいうところの相乗平均を用います。
相乗平均とは、1.1 x 2.0 x 1.0 x 1.5の4乗根(要素が4つのため)によって得られる値です。
OpenOffice Calcやエクセルでは、GEOMEAN関数を用います。
使い方は、簡単で、上の例に合わせると、=GEOMEAN(1.0;2;1;1.5)で求められます。

OpenOfficeで平均成長率を計算するサンプルファイルはこちらでcalc006.odsをダウンロードしてください。




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