OpenOfficeで数字を丸める

発注量をダース単位で処理するために数字を丸めるという処理が日常的に行なわれます。
たとえば、下のような場合。
発注社 発注量 生産指示 ダース
花村 1203 / 1200 / 100
中山 1231 / 1236 / 103
松下 3023 / 3024 / 252
カン  121 /  120 / 10
日本 1000 / 996 / 83

このように発注量に基づいて、生産指示量をダース(12個)単位に丸めて導く場合、MROUND関数を用います。
この関数を用いることで、発注量に最も近いダース数の倍数を得ることができます。
MROUND関数では、=MROUND(処理対象の値;倍数)の形で、処理します。
たとえば、上の花村の場合 =MROUND(1203;12)で、1203に近い12の倍数として1200が返されました。1205でも1200が返されます。1206になると、1212が返されます。
同様に中山の場合、1231に近い12の倍数として1236が返されています。
5以下だと0が返されます。
6から17の間の場合12が返されます。
ほか、強制的に切り上げ切り捨て処理を行ないたい場合は、CEILING関数、FLOOR関数を用いることができます。

OpenOfficeで数字を丸めるサンプルファイルはこちらでcalc010.odsをダウンロードしてください。


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