OpenOfficeで日付の扱いを極める-3  『特定の日から何ヶ月何日後の日付を求める』

今日から、何日後の日を求めるにはどうしたらいいかということを、日付の扱いを極めるのその2で紹介しました。これは、TODAY関数を使えば、簡単にできました。
では、今日ではなく、2011年2月28日から11ヶ月と29日後を調べたいときは、どうしたら良いでしょうか。
この計算を行なうためには、まず、2011年2月28日に足し算ができる形式に直さなければいけません。単に、20日後、あるいは33日後を求めるのであれば、A2セルに2011/2/28が入っているとして、=A2+33で2011年4月2日を答えとして得ることができますが、11ヶ月29日後であればそういうわけにはいきません。
そこで、次の関数を使います。
関数名:DATE関数
書式:=DATE(年;月;日)
何ができる:指定した日付のシリアル値を求めることができる
平たく書くと、=DATE(2011;2;28) これで、2011年2月28日の日付のシリアル値が得られます。
そこで、この日付の11ヶ月29日後ですから、次のように足せばいいのです。
=DATE(2011;2+11;28+29) これで、2012年2月26日を答えとして得ることができます。
あるいは、A2セルの値をそのまま、利用するときは、YEAR関数、MONTH関数、DAY関数を一緒に使います。=DATE(YEAR(A2);MONTH(A2)+11;DAY(A2)+29)で、OKです。
さらに、4年と11ヶ月29日後であれば、YEAR(A2)に4を加えると答えが得られます。

特定の日から何ヶ月何日後の日付を求めるサンプルファイルはcalc026.odsをダウンロードしてください。

送信者 OpenOffice