OpenOfficeで日付の扱いを極める-2

TODAY関数で今日の日付を表示できることを、日付の扱いを極める-1で紹介しましたが、今日の日付の要素の中で年だけを表示したい、月だけを表示したいときなどはどうすればいいかを紹介したいと思います。
先にいくつかの関数の名前、書式と何ができるかを簡単にまとめて書きます。
関数名:YEAR関数
書式:=YEAR(シリアル値)
何ができる:指定したシリアル値から年を求める

関数名:MONTH関数
書式:=MONTH(シリアル値)
何ができる:指定したシリアル値から月を求める

関数名:DAY関数
書式:=DAY(シリアル値)
何ができる:指定したシリアル値から日を求める

上のそれぞれの関数と、TODAY関数を組み合わせることで、今日の年、月、日の値を表示することができます。

年の場合平たく書くと、=YEAR(TODAY())
月の場合平たく書くと、=MONTH(TODAY())
日の場合平たく書くと、=DAY(TODAY())
こんな感じです。
B1セルに今日の日付が入っている場合,
=YEAR(B1)
=MONTH(B1)
=DAY(B1)
でもOKです。

では、35日後の値を得たい場合はどうしましょう?
年の場合平たく書くと、=YEAR(TODAY()+35)
月の場合平たく書くと、=MONTH(TODAY()+35)
日の場合平たく書くと、=DAY(TODAY()+35)

=DAY(TODAY())+35とすると、今日が25日の場合、25+35の答えである60を返してしまいますので注意することが必要です。

送信者 OpenOffice

今日の日付から年、月、日を取り出すサンプルファイルはcalc025.odsをダウンロードしてください。