OpenOfficeで梱包単位を適正化して運賃を節約する

INT関数とMOD関数を併用することで、梱包に必要なケースの数量と個数を得ることができます。
INT関数は、処理対象の値を超えない整数の値を返す関数で、小数点以下を切り捨てて整数部分のみを得ることができます。
MOD関数は処理対象の数値を別の数で割ったときの余りを返します。

91821という受注量に対して、96、48、24、12、6、1という入り個数の箱があったとき、どの箱を使えばいいかを上の2つの関数を使えばそれぞれの箱の必要数が得られます。

まず、91821を96で割ります。=INT(A2/B2) これで956が返され、96個入りのケースが956個必要とわかります。
次に、91821を96で割った余りを求めます。=MOD($A$2;B2) これで、45が返され、あと45個があまることがわかります。
後は、余りの個数に対して次に大きい48で割って必要な箱の個数を得て、さらにまた余りを得て、その余りをその次に大きい箱の入り個数で割るということを繰り返せばいいのです。

OpenOfficeで梱包単位を適正化して運賃を節約するサンプルファイルはこちらでcalc012.odsをダウンロードしてください。

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