OpenOfficeで成績表のなかの特定のデータにささっとアクセスする

こんなときは、VLOOKUP関数を使います。
関数名:VLOOKUP関数
何ができる:表の中から、特定の名前を検出して指定した列にあるデータを返す
書式:=VLOOKUP(検査値;検査範囲;列番号;検査の型)
平たく書くと:=VLOOKUP(E2;A1:C9;2;0)
E2セルには、成績を表示したい個人の名前を入力してあります。
A1:C9は、成績表全体です。
2は、2列目のデータを表示したいということで2を指定します。
0は、検査の型です。0を指定すると、名前が完全に一致した場合のみ、データを返します。うう

注意すべきことは、検査値が含まれる列が必ず左端に含まれていること。このサンプルでは、A列に検査対象の名前が含まれています。

OpenOfficeでVLOOKUP関数を使って特定のデータにすばやくアクセスするサンプルファイルは、calc034.odsをダウンロードしてください。

送信者 OpenOffice

検査値として、名前を手で入力するのは面倒です。
そこで、名前をセルをリストから選択できるように設定できます。手順は、次のとおりです。

検査値をリストから選択入力できるようにするには、データから入力規則を選択する

送信者 OpenOffice

条件のタブで入力値の種類をセルの範囲にして、ソースに、リストに指定するセルの範囲を設定する

送信者 OpenOffice

指定したセルの範囲がリストとして反映されている

送信者 OpenOffice