OpenOfficeで得点に応じた報奨金を決定する

VLOOKUP関数を先に紹介しましたので、親戚関係のHLOOKUP関数をここで紹介したいと思います。

関数名:HLOOKUP関数
書式:=HLOOKUP(検査値;検査範囲;行番号;検査の型)
何ができる:表の中から、特定の名前を検出して指定した行にあるデータを返す
平たく書くと:=HLOOKUP(J2;$B$1:$G$2;2;1)
まず、初めのJ2について

J2セルに検査対象の値(この場合は得点)が入力されています。
これが検査値です。

範囲は
B1からG2の範囲の表に得点と報奨金を関連付ける表が入っています。

何行目の値を返すか
1行目が得点、2行目が報奨金なので2行目の値を返すように2とします。

記された得点と同じ値でない場合の処理
これを、検査の型として指定します。
ここに0を指定した場合、検査対象の値と同じデータがない場合、エラーを返します。
1を指定すると、検査対象の値以下の、一番近い値を返します。
得点が100、200、300、400と、100点刻みで設定されてる場合、検査対象の得点が230点とすると、200点の報奨金が適用されます。
100点以下の場合、エラーが返されますので、0点のときの報奨金を設定する必要があります(0円)。
得点に応じた報奨金を決定するサンプルファイルは、calc035.odsをダウンロードしてください。

送信者 OpenOffice