OpenOfficeで串刺し集計とシートの並べ替えかた

1行目 値1 値2 値3(←シート名)
2行目 1 10 100
3行目 2 20 200
4行目 3 30 300
5行目 4 40 400
6行目 5 50 500
7行目 6 60 600
8行目 7 70 700
9行目 8 80 800
10行目 9 90 900
11行目 10 100 1000
このファイルは、SKYDRIVEからcalc159.odsをダウンロードしてください。



上の値がシートのA列の2行目から11行目に入力されていると考えてください。
集計結果というシートを用意して、そこに各シートの同じ行のデータを足したいとき、いわゆる串刺し集計をしたいときどうするかを紹介します。

集計開始のシート名とアドレスの後ろに、:で、集計終了のシート名とアドレスをつなぎます。
シート名の後ろには、ピリオドを付けてからアドレスを入力します。
=SUM(集計開始のシート名.アドレス:集計終了のシート名.アドレス)

=SUM(値1.A2:値3.A2)
これで、1+10+100の計算結果111が集計結果のシートに返されます。



シートを移動する

OpenOfficeでは、シートを並べ替えることができます。ここでは値2のシートを移動してみます。
並べ替え前の状態↓↓↓↓↓
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移動したいシート名の上で右クリックしてシートを移動またはコピーを選択します。
送信者 OpenOffice
移動する位置を選択します。
ここでは集計結果の前に移動します。
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並べ替え後の状態↓↓↓↓↓
送信者 OpenOffice



シートを並べ替えると集計結果が変わります。

さて、移動すると何が変わるかといえば集計結果が変わります。
シートが値1 値2 値3 の順番に並んでいるとき
=SUM(値1.A2:値3.A2)では
2行目 1 10 100 の場合、全てが対象になり111が返されます。
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シートが値1 値3 値2 の順番に並んでいるとき
=SUM(値1.A2:値3.A2)では
2行目 1 100 10 の場合、値2のシートに入っている10は集計の対象から除かれます。
送信者 OpenOffice

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