OpenOfficeでランクを付けて並べ替える
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上の表は、太陽系の惑星と、太陽、月の半径を示しています。
さて、大きいのやら、小さいのやらさまざまありますが、これらを半径に基づいてランク付けしたのが、C列です。
ランクを付ける
ランクを付ける関数を紹介します。関数名:RANK関数
書式:=RANK(対象の数値;ランク付け対象の範囲;タイプ)
何ができる:ランク付けができる
平たく書くと:=RANK(B2;$B$2:$B$12)でB2セルに入力されている水星の半径が太陽系の主な星の中で9番目に大きいことが分かる。
このように、ごく簡単にランクを付けることができます。
ポイントは2つあります
1つはタイプの設定の仕方。タイプの設定を0、または空白にすると降順でランク付けされ、一番大きい数字が1番になります。
タイプの設定を空白でなく、0以外の値にすると昇順になり、一番小さい数字が1番になります。
もうひとつのポイントは、範囲設定を絶対参照で設定することです。
いずれの対象データも同じ範囲のなかで判定されることが、正しいランク付けの基本なのでこれは必須です。
そのために、範囲設定は、$B$2:$B$12と$を付けることを忘れないようにしなければいけません。
並べ替える
並べ替えるには、
- 並べ替える範囲を、見出しの行も含めて選択
- OpenOfficeのツールバーから、データ>並べ替えを選択して、最優先のキーに半径ランクを設定します。
- 昇順に設定します。
- これで太陽が一番先に表示され、月が一番下に来るはずです。
このサンプルファイルはcalc066.odsをダウンロードしてください。
参考:絶対参照と相対参照
OpenOfficeでデータを並べ替える
結構古めのNEWTON(1999年10月)から転載させていただきました。