FREQUENCY関数を使って頻度を調べる ことはできますが、この場合あまりお勧めじゃない(少なくとも僕は不便)

OpenOfficeで選手の登場頻度別の内訳を調べるにはで、説明したことは頻度を調べるのが本職のFREQUENCY関数を使って処理することももちろんできます。
FREQUENCY関数については、OpenOfficeでFREQUENCY関数を使って度数分布表を作るに書きましたので、こちらを呼んでもらえたらと思います。
ここでは、今回の例でFREQUENCY関数を使うのがいやな理由を書きます。



送信者 OpenOffice
上のA:B列の表はOpenOfficeで選手の登場頻度別の内訳を調べるにはで使用したものと同じです。
ここで、COUNTIF関数を、SUMPRODUCT関数と組み合わせたようにFREQUENCY関数をCOUNTIF関数と組み合わせています。このサンプルファイルは、SKYDRIVEからcalc145.odsをダウンロードしてください。

ここでCOUNTIF関数が果たす役割と仕組みは、SUMPRODUCT関数のときと同じです。

送信者 OpenOffice

しかし、SUMPRODUCT関数で処理した場合は、=SUMPRODUCT((COUNTIF($B$2:$B$22;$B$2:$B$22)=D2)/D2)
と,区間の値で割ることができました。
が、FREQUENCY関数を用いると、{=FREQUENCY(COUNTIF(B2:B22;B2:B22);D2:D8)/D2} とすることができません。そのために、SUMPRODUCT関数では必要なかった登場回別延べ人数の列を新たに作って、その値をD列の値で割るという作業が必要になります。
これが、今回の例でFREQUENCY関数を使いたくなかった理由です。ただそれだけといえばそれだけです。


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