最大公約数と最小公倍数の求め方

パソコンで計算するとき ●紙と鉛筆で計算するとき
パソコンのとき
最大公約数を求める
関数名:GCD関数
書式:=GCD(数字1;数字2)
何ができる:数字1と数字2の最大公約数が求められる.
平たく書けば:=GCD(28;68) で、28と68の最大公約数4が返される

3つ以上の数字の最大公約数を求める
関数名:GCD_ADD関数
書式:=GCD_ADD(数字1;数字2;数字3・・・・・)
何ができる:数字1と数字2、数字3の最大公約数が求められる.
平たく書けば:=GCD_ADD(28;68;300) で、28と68、300の最大公約数4が返される

最小公倍数を求める
関数名:LCM関数
書式:=LCM(数字1;数字2)
何ができる:数字1と数字2の最小公倍数が求められる.
平たく書けば:=LCM(28;68) で、28と68の最小公倍数476が返される

3つ以上の数字の最小公倍数を求める
関数名:LCM_ADD関数
書式:=LCM_ADD(数字1;数字2;数字3・・・・・)
何ができる:数字1と数字2、数字3の最小公倍数が求められる.
平たく書けば:=LCM_ADD(28;68;300) で、28と68、300の最小公倍数35700が返される

紙と鉛筆のとき

最大公約数の求め方

986と486の場合
986÷486=2と余り12___A
486÷12=40と余り6___B
12÷6=2と余り0___C
6が最大公約数。
AをBで割って得られた余りC
BをCで割って得られた余りD
CをDで割って得られた余りE
DをEで割って得られた余りF
EをFで割ってみると余り0!
このとき、AとBの最大公約数はF。
余りがゼロになるまで、上の計算を続けます。余りがゼロになったときの除数が最大公約数です。

こういう計算をするたびにいつも思うのは、余りを表示する電卓がなぜ発売されないんだろうということです。余りは、計算のいろいろな過程で役に立つと思うんですが。

最大公約数と最小公倍数の関係

数Aと数Bを掛ける__1
数Aと数Bの最大公約数を求める__2
__1__2で割る。__3
__3が最小公倍数。
例:68と48の場合
68 X 48 =3264
=GCD(68;48)は4____最大公約数
3264 ÷ 4 = 816____最小公倍数

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