OpenOfficeで入力規則を設定して作業を効率化

すこしでも手間を減らして入力作業を行なう方法を、いくつか紹介します。
連続してデータを入力する  ●入力する内容をあらかじめ規制してミスを防ぐ

1:連続してデータを入力する

ツールバーのツール>オプションをたどります。ここで、LibreOffice Calcをクリックして順序リストをクリックします。
日常、定番的に連続して入力するデータを、ここでリストに登録します。
登録方法:
右の新規作成のボタンをクリックして、データを入力し追加のボタンをクリックします。
送信者 OpenOffice
これで、セルにを入力したセルの右下をドラグ(引っ張る)すると、い う え お ・・・・・が連続して入力されます。

2:入力する内容をあらかじめ規制してミスを防ぐ

OpenOfficeLibreOfficeのcalcには、データの入力値をあらかじめ制限して制限範囲外のデータの入力を規制する機能があります。

規則を適用したいセルの範囲をクリックして選択します。
ツールバーのデータ>入力規則をたどります。
入力するルール(規則)を設定する画面が立ち上がります。
●ここで、入力値の種類を選択します。
整数 小数 日付 時刻 セルの範囲 リスト テキストの長さから選択します。

送信者 OpenOffice


●入力するデータの範囲を選択します。

送信者 OpenOffice
入力値の種類で整数、小数、日付、時刻、テキストの長さを選択した場合、

  • 次の値に等しい
  • 次の値より大きい
  • 次の値より小さい
  • 次の値以下
  • 次の値以上
  • 次の値に等しくない
  • 次の値の間
  • 次の値の間ではない

から選択します。
条件を入力する欄が現れるのでそこに数値を入力してOKをクリックします。

入力値の種類でセルの範囲を選択した場合
ソースの右端をクリックします。
リストデータとして使用したいセルの範囲を選択します。

送信者 OpenOffice
リストを選択した場合
入力項目の欄にリストを作成します。
セルの範囲を選択した場合と同様に、対象セルに入力するとき、リストボックスが表示されます。
送信者 OpenOffice

●入力時メッセージについて
データを入力するセルを選択したときに表示するメッセージを作成したいときにメッセージのタイトルと内容を書きます。
(セルの選択時にメッセージを表示する のボックスにチェックを入れる)

送信者 OpenOffice

●エラーメッセージについて
入力したデータが、設定した規則に適合しない場合の処理を設定します。
設定できる内容は次のとおりです。

  • 中止
  • 警告
  • 情報
  • マクロ

中止を選択したとき、適合しないデータは入力できません。
警告、情報を選択したとき、設定したメッセージが表示されます。
(無効な値の入力時にエラーメッセージを表示する のボックスにチェックを入れる)
メッセージが出てきたとき、OKをクリックすればデータは入力されます。キャンセルでデータは入力されません。
マクロを選択したとき、マクロセレクターで設定したマクロが立ち上がります。

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