STDEV関数とSTDEVP関数の違い

送信者 OpenOffice

STDEV関数は、標本に基づいた標準偏差
STDEVP関数は、母集団に基づいた標準偏差

NEWTONに載っていた標準偏差の計算方法は、
点数から平均を引いて__1
__1を2乗して__2
__2の値を全部合計して__3
__3をデータの個数で割る__4
__4で得られた値が分散だと書いてあった。
で、これをルートでくくったのが、標準偏差だと書いてあった。

ということは、データの個数で割るということがすなわち母集団に基づいたということになるのか?

ということは、NEWTONに書いてあった標準偏差の求め方は、STDEVP関数に当たるものなんだ? そうなんですね。NEWTON(2009年8月号)さん。

教えてgooに書いてあったのは、STDEVPは、分母がn STDEVは分母がn-1

以下、英語版のエクセルのヘルプ(だそうです)。インストラクターのネタ帳からそのまま写させていただきました。
▼STDEV
Estimates standard deviation based on a sample
▼STDEVP
Calculates standard deviation based on the entire population
ですのでちょっと強引な感じもしますが、「STDEVP」は「STandard DEViation based on the entire Population」の略ということで、「P」は「entire Population」の「P」と理解しておくとよさそうです。



以下、感想です。
でもちょっとの違いしかありませんやん。だって、結局の話、割るとき1多くなるか少ないかだけの話なんでしょう? そのためだけに1個関数を作るほどの重大事なんですか? もっとおおらかにやればどうなんですかねえ。
というのは、嘘です。頭のいい人がこうやって、いろいろ細かいことに気を配って頭を使ってがんばってくれていることに、私は感謝申し上げます。
上のサンプルファイル、必要?な方はSKYDRIVEからcalc085.odsをダウンロードしてください。